佐々木毅さんに文化勲章 皇居で親授式「社会の評価、僥倖」

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親授式を終え、記念写真に納まる佐々木毅さん(前列右から2人目)と妻登代子さん(後列同)
親授式を終え、記念写真に納まる佐々木毅さん(前列右から2人目)と妻登代子さん(後列同)

 文化勲章の親授式が3日、皇居・宮殿「竹の間」で行われ、秋田県美郷町出身で元東大学長の佐々木毅さん(77)ら6人に、天皇陛下が勲章を手渡された。式後の記者会見で佐々木さんは「好きなことをそれなりに一生懸命やってきた。それが社会や他の方の評価と一致するのは僥倖(ぎょうこう)だ」と喜びを語った。

 佐々木さんは黒い礼服に身を包み、午前10時前に和服姿の妻登代子さんと共に宮殿内へ入った。式では陛下からの勲章授与に続き、安倍晋三首相から勲記の伝達を受けた。陛下は初めて文化勲章の式に臨まれ、「今後ともそれぞれの分野の発展のために、力を尽くされますよう願っております」と6人をねぎらった。

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佐々木毅(ささき・たけし)さん略歴

 1942年7月15日、千屋村(現美郷町)生まれ。秋田高―東大法学部卒。89年に第8次選挙制度審議会に最年少(当時47歳)で加わり、小選挙区比例代表並立制の導入を答申した。01~05年東大学長、05~13年学習院大法学部教授。現東大名誉教授、日本学士院会員。政策提言組織「日本アカデメイア」の共同塾頭。05年紫綬褒章、15年文化功労者、18年瑞宝大綬章。14年さきがけ創刊記念章。秋田魁新報に月1回「時評」を執筆中。東京都府中市住。