時代を語る・矢口高雄(13)学級新聞で漫画連載

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中学の演劇部で(後列中央)。左隣が小泉先生
中学の演劇部で(後列中央)。左隣が小泉先生

 西成瀬中(現増田中)に入ったのは昭和27(1952)年。その頃になると「おもしろブック」「冒険王」「少年画報」といった漫画の月刊誌が続々と出てきた。それを友達から借りてむさぼるように読むうち、漫画熱がどんどん高まっていった。

 でも「漫画は害虫」「読むとばかになる」と思われていた時代。回し読みが先生に見つかると、たちまち取り上げられた。ただ私は誰からも、漫画に夢中になっているのを非難されたことがない。読むとばかになるというものにいくら心酔したって、成績はクラスで一番だったから。家族が寝静まってから漫画を描いて、よく夜更かしをしたけどね。

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