粘土作品に成長の軌跡 震災で避難の4人制作、秋田市で展示

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講座初期の「Tくん」の作品。粘土の色の種類が少なく、単純な形のものが多い
講座初期の「Tくん」の作品。粘土の色の種類が少なく、単純な形のものが多い

 2011年の東日本大震災で被災し、秋田県に避難した子どもたちが作った粘土作品69点の展示会が、9日から2日間、秋田市上北手の遊学舎で開かれる。作品を制作する「ソフトねんど講座」は12年9月から40回以上開かれ、当初は幼稚園児だった受講生は小学6年生になった。回数を重ねるごとに作りが細かくなり、震災からの年月の経過とともに、子どもの成長がうかがえる。

 講座は同市楢山でコーヒーや毛糸を扱う店を営み、被災者支援の活動に携わる高畑美幸さん(46)が企画した。避難した子どもが集まって会話する機会をつくり、親の交流の場にもなればとの思いがあった。

 高畑さんは砂糖を使った工芸品「シュガークラフト」を手掛ける岩渕加代子さん(46)=同市土崎港=に講師を依頼。県生涯学習センター内の県避難者交流センターで2カ月に1回、講座を開いている。復興が進み地元に戻った人もおり、現在の参加は毎回3人ほどという。

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