ミュージカル「赤い靴物語」上演 三種町民30人舞台に

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町民の熱演に大きな拍手が送られたミュージカル
町民の熱演に大きな拍手が送られたミュージカル

 秋田県三種町民による第4回三種ミュージカル「秋田の赤い靴物語~愛は国境を越えて~」が10日、町八竜体育館で上演された。出演者たちは町にゆかりのある明治期の史実を基に、刑務所で生まれた女の子ハツと米国人宣教師ミス・ハリソンの絆の物語を熱演。約800人の観客から大きな拍手が送られた。実行委員会(岩谷作一委員長)の主催。

 物語は八竜地域の旧大口村で起きた事件の女性受刑者が刑務所で産んだハツを、ハリソンが引き取って育てたという実話に基づいている。ハツはハリソンと一緒に渡米し、ハワイで教師になるものの、病に倒れ34歳で早世する―という粗筋。

 小学生からお年寄りまで、約30人がキャストとして舞台に立った。病弱なハツが周囲の人に支えられ米国で新たな人生を歩み出す姿や、遠く離れたふるさとへの思いを演技や歌で表現した。穏やかな暮らしを送り始めたハツが肺病で息を引き取る場面では、ハンカチで目頭を押さえる観客の姿も見られた。

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