電通元社員、高橋まつりさん母講演 秋田市で過労死シンポ

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過労自殺した高橋まつりさんの写真を演台に置き、講演する母幸美さん
過労自殺した高橋まつりさんの写真を演台に置き、講演する母幸美さん

 「過労死等防止対策推進シンポジウム」が11日、秋田市中通のにぎわい交流館で開かれた。広告大手電通の元社員で2015年に過労自殺した高橋まつりさん=当時(24)=の母幸美さん(56)=静岡県=と、遺族の代理人として電通の違法残業事件に携わった川人博弁護士(70)=東京都=がそれぞれ講演。市民ら84人が過労死を防ぐ方法について考えた。

 11月の「過労死等防止啓発月間」に合わせ、厚生労働省が主催。全国各地で毎年開いている。

 幸美さんはまつりさんの写真を演台に置いて講演。「利益だけを追求せず社員の命と健康と人権を守る経営をしてほしい。残業を禁じても、業務を適切に配分し、人員を増やさなければ長時間労働は防げない。命よりも大切な仕事はない」と訴えた。

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