時代を語る・矢口高雄(21)三十路で新たな挑戦
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12年余り勤めた銀行を辞めて漫画を目指す―。勢いに任せてこう思い立ったのは昭和45(1970)年でした。
私は既に三十路(みそじ)。女房だけじゃなく3歳と1歳の娘までいた。おまけに貯金は5万円さえ持ったことがない。そんないい大人の男が少年時代の夢をかなえようと一歩を踏み出すというのは、よほど固い意志の表れか、それとも冒険じみた挑戦か。夢破れた場合のリスクを考えれば、誰に相談しても「ばかなことをするな」と言われるのが落ち。まして両親が猛反対するのは明々白々だったわけだね。
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連載企画:時代を語る・矢口高雄
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