遠い風近い風[小玉節郎]雑談「忠臣蔵」

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 12月が近づくと、以前は「忠臣蔵」関連の本が書店に多く並んだ。赤穂浪士の吉良邸討ち入りに関した新しい研究結果を読むのが楽しみだった。私は、浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷に及んだ理由を知りたかった。「内匠頭、上野介、刃傷」この三語、若い人には読めない漢字になってしまった。

 映画やテレビ、芝居、歌舞伎・文楽など、数えきれないほど脚色され、面白い話にしてきたので、日本人が知っている忠臣蔵の話は、ほぼフィクションである。

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