留学中の教養大生、惨状目撃「鳥肌立った」 香港、デモ衝突

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学内に侵入しようとする警察に抗議する学生らデモ隊。催涙ガス弾の直撃を防ぐため、傘を差してマスクを着用している人も=12日午後1時ごろ、香港中文大(金谷さん撮影)
学内に侵入しようとする警察に抗議する学生らデモ隊。催涙ガス弾の直撃を防ぐため、傘を差してマスクを着用している人も=12日午後1時ごろ、香港中文大(金谷さん撮影)

 「鳥肌が立った」「早く平和が戻ってほしい」―。デモ隊と警官隊の衝突が激化する香港では、留学中の国際教養大(秋田市)の学生も惨状を目の当たりにし、混乱に巻き込まれた。3人が18日、秋田魁新報社の電話取材に応じ、現地の様子や胸の内を語った。

 香港中文大学では12日夜、敷地内に入ってきた警官隊とデモ隊が衝突。同大に留学中の金谷幸奈さん(22)=3年=は現場から約30メートル離れた道沿いで、激しい応酬を目撃した。

 火炎瓶やレンガを投げつけるデモ隊に、警察は催涙ガス弾やゴム弾で反撃する。「パン、パン」という発砲音と威嚇する声が響き渡った。「怖いというより、驚きで鳥肌が立った。社会を変えようとする若者のエネルギーを感じた」と振り返る。

 留学のため8月に香港入りした際は週末や夜に抗議集会があり、まれに電車が運休する程度だった。しかし、今月11日に警察が大学へ押し掛け事態が悪化。14日朝、中国本土の友人宅に避難した。金谷さんは「今も衝突が続いており、胸が痛む。早くみんなが仲良く過ごせるよう、香港に平和が戻ってほしい」と願った。

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