木造船の漂着やまず、11月から急増 北朝鮮の食糧難背景か

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由利本荘市松ケ崎に漂着した木造船=17日午後2時5分ごろ
由利本荘市松ケ崎に漂着した木造船=17日午後2時5分ごろ

 秋田県の海岸に今月、木造船の漂着が相次ぎ、19日までに9件確認されている。船体にハングルが記された船もあり、朝鮮半島から流れ着いた可能性が高い。漂着はここ数年、11、12月に集中。専門家は北朝鮮の冬場の食糧難を背景に、荒天の中でも命懸けの漁を強いられている事情を指摘する。

 今月17日、由利本荘市と秋田市の海岸に木造船3隻が漂着しているのが見つかった。このうち、由利本荘市松ケ崎の砂浜で見つかった木造船は幅約3メートル、高さ約2・5メートル。甲板から船底に下りられる穴が複数開いた簡素な造りで、これまでに漂着した北朝鮮籍とみられる漁船と形状が似ている。

 木造船の漂着は近年、増加傾向にある。海上保安庁によると、県内の漂着、漂流件数は2015年3件、16年4件だったが、17年は14件、18年は30件と急増。今年は19日までに15件確認されている。

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