クマ駆除中に襲われ、2人けが 鹿角、クマは射殺【動画】

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人を襲ったとして駆除されたクマ=20日午前10時55分ごろ、鹿角市十和田大湯
人を襲ったとして駆除されたクマ=20日午前10時55分ごろ、鹿角市十和田大湯

 20日午前8時40分ごろ、秋田県鹿角市十和田大湯字上ノ湯の住宅街で、地元猟友会の66歳と79歳の男性2人がクマに襲われた。66歳男性は右手の人さし指と中指の一部をかまれる重傷、79歳男性は顔などに擦り傷を負った。2人は近くの温泉宿にクマが出たとの連絡を受け、住宅街から追い払うため銃を持って駆け付けていた。クマは駆除された。

 鹿角署によると、同日午前6時ごろ、現場の約350メートル東にある温泉宿に宿泊していた50代の男性客が庭に体長約1メートルのクマがうずくまっているのを発見。従業員が110番した。通報を受け、地元猟友会員4人、市職員4人、署員11人が現場に駆け付けた。

 クマはしばらく宿の敷地内にとどまっていたが、同8時半ごろから宿の北を流れる大湯川に沿って西に移動。一行は並行して通る国道103号で注意を呼び掛けながら追い払っていたが、見失った。

 すると、川近くの住宅街の駐車場からクマが路上に突然飛び出し、79歳男性に覆いかぶさった。署員らが棒でたたくなどしてクマを男性から離すと、クマは川の方向に戻り、茂みで警戒していた66歳男性を襲った。20代の男性署員も79歳男性を助けようとした際、右足に軽いけがをしたという。

 負傷者が出たため、警察の指示を受け、猟友会員が66歳男性を襲った現場から約240メートル西の河川敷の茂みでクマを射殺した。

 近くでは、先月4日朝にもクマ3頭がいるのが見つかり、猟友会員らが山林に追い払った。

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