田沢湖ジャズ倶楽部の30年 プロ奏者ら招き手作りライブ

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湖畔のレストランにプロの演奏が響いた先月25日のライブ
湖畔のレストランにプロの演奏が響いた先月25日のライブ

 秋田県仙北市田沢湖のジャズ好きでつくる愛好会「田沢湖ジャズ倶楽部」が、第一線で活躍するミュージシャンを田沢湖畔に招いて手作りのライブを開いている。来年には活動30周年を迎え、ライブ回数はこれまで69回に上る。発足時から会長を務める荒川憲二郎さん(62)=同市田沢湖=は「音楽がその日、その時、その場所で変化するのがジャズの魅力。これからも多くの人とライブの喜びを分かち合いたい」と話す。

 先月25日夜。湖畔にあるレストランに集まった30人余りが、情緒あふれる美しい旋律のピアノと、存在感ある力強いベースの演奏に酔いしれていた。演奏はジャズピアニスト大石学さんとベーシスト米木康志さんで、田沢湖でのライブは2人合わせて25回を数える。

 演奏を終えた米木さんは「荒川さんのジャズへの愛情に引っ張られて何度も来ている。情熱のある人たちの前で演奏するのは、演者もうれしいんだ」と語った。

 田沢湖ジャズ倶楽部は、荒川さんが地方でもジャズを身近に感じてもらいたいと、周囲のジャズ好きを誘って1990年に立ち上げた。「地元でライブを聴くこと」にこだわり、会費とチケット代で費用を賄い、年数回のライブを開いてきた。

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