強制連行の労働者供養 大館・花岡、日中僧侶ら参列

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慰霊碑の周りに遺影を置いて中国人労働者の霊を慰めた法要
慰霊碑の周りに遺影を置いて中国人労働者の霊を慰めた法要

 戦時中に花岡町(現大館市)の花岡鉱山などに強制連行されて亡くなった中国人労働者を悼む日中合同の法要が20日、大館市花岡町の十瀬野公園墓地で開かれた。花岡で中国人の遺骨が見つかり70年となることを受けて行われ、遺族や日中の僧侶ら約100人が参列した。日中友好宗教者懇話会(山田俊和会長)とNPO法人花岡平和記念会(川田繁幸理事長)の主催。

 中尊寺(岩手県平泉町)の貫首(かんす)でもある山田会長(75)に続き、中国の僧侶らが経を唱えた。参列者は、犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑の周りに遺影を置いて焼香。慰霊碑から親族の名前を見つけて涙ぐむ人もいた。山田会長は「遺族の姿を見ると、悲劇を二度と起こしてはならないと改めて思う」と語った。

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