自動運転、上小阿仁で30日から実用化 全国初、道の駅拠点

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実証実験で地域住民や関係者を乗せて走る自動運転車=2017年12月
実証実験で地域住民や関係者を乗せて走る自動運転車=2017年12月

 国土交通省は22日、秋田県上小阿仁村で道の駅かみこあにを発着点に村内を巡る自動運転サービスを、30日から実用化すると発表した。地元のNPO法人・上小阿仁村移送サービス協会が運営主体となり、村役場や集落を巡る3ルートで有償運行する。国交省によると、道の駅を拠点とした自動運転サービスの実用化は全国初。

 道の駅を拠点とした自動運転サービスは、高齢化が進む中、公共交通機関が少ない中山間地域での移動手段を確保する狙い。国交省は上小阿仁村で、17年度は1週間(1ルート)、18年度は1カ月余り(3ルート)の実証実験を行った。自動運転技術の安全性が確認されたことや、村での必要性など実験結果を踏まえて実用化を決めた。

 走行ルートは昨年度の実証実験と同じ。道の駅かみこあにから、村役場や小沢田郵便局を巡る「小沢田周回」(1・9キロ、所要20分)、堂川地区の集会所間を結ぶ「小沢田・堂川」(5キロ、同43分)、福館地区交流センター間を結ぶ「小沢田・福館」(4キロ、同35分)の3路線。原則としてスタッフが運転席に座って運行を監視し、緊急時には手動運転に切り替える「レベル2」で運行する予定。

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