AI、IoT…講義充実 県内大学、基礎知識の習得支援に力

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AIの基礎知識習得に向けてプログラミングを学ぶ理工学部生ら=秋田市の秋田大手形キャンパス
AIの基礎知識習得に向けてプログラミングを学ぶ理工学部生ら=秋田市の秋田大手形キャンパス

 秋田県内の大学で、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)について学ぶ講義が増えている。これら先端の情報通信技術が近年、ビジネスや医療、教育、行政など幅広い分野へ波及。社会の変化と要請に合わせ、大学側は学生の基礎知識習得を支援し、専門性を高める機会の充実に力を入れている。

 パソコン162台がずらりと並んだ実習室で、学生たちがプログラミングの基礎を真剣な表情で学んでいた。10月下旬、秋田大が本年度から導入した理工学部1年次の科目「基礎情報学」の講義だ。

 数理電気電子情報学科の大久保孝之さん(20)は「プログラミングを学んだことがなかったので最初は難しく感じた」と話す。だが、電子マネーのような身近なツールに技術が応用されていることを知り、「これからの社会で求められる知識と実感した。将来的に就職を考える上でも能力を高める良い機会」と講義を歓迎する。

 ほぼ全ての理工学部生が基礎情報学を履修しており、続けて「基礎AI学」を受講する。AIによって筆跡を判定する初歩的なシステムの構築を年度末までかけて学ぶ。プログラミングやAI関連の講義はこれまで一部の学科に限られていたが、2科目の新設に伴い学部全体に広げた。

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