時代を語る・矢口高雄(33)72歳で創作に終止符

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ツイッターに載せたイラスト
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 マタギ、釣り、農山村、地震津波…いろいろ描いたもんだ。

 妻子がいる中で30歳で銀行を辞め、遅咲きのデビューを果たして少年の日の夢を追う。それをいちずにやって漫画家生活50年目。自分で自分を感心しちゃうところがあるね。

 だけど新作はもう出していないんだ。漫画家が作品を描かなくなる大きな理由は、人気がなくなって読者から引導を渡されること。もしくは病気や事故とかで描けなくなること。私の場合は平成24(2012)年に長女を亡くし、同時に自分もがんを患ったことが影響したね。

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