時代を語る・矢口高雄(34)まんが館の創設提案

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秋田空港のレリーフ前で=平成28年10月
秋田空港のレリーフ前で=平成28年10月

 昭和30年代の秋田の農村をモデルにした「おらが村」は、昭和48(1973)年から連載したシリーズ物だった。私自身が小作人のせがれだから、ひたすら汗して働くことを美徳とした時代の断片を描き連ねることができたと思う。

 当時のおらが村、つまり旧西成瀬村(現横手市増田町)狙半内(さるはんない)には84戸あった。でも今はどんどん住民が減って世帯数も半分以下になったと聞く。田んぼや畑を耕す人もほとんどいなくなってしまったわけだ。

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