秋大生5人、サウジで初の長期実習 産油国の生活、文化学ぶ

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現地の博物館で職員から聞き取りする秋田大生(右と左隣)
現地の博物館で職員から聞き取りする秋田大生(右と左隣)

 秋田大国際資源学部の学生5人が、本年度の海外実習でサウジアラビアを20日間にわたって訪れ、中東の一大産油国の生活様式や文化を学んだ。サウジは長く入国制限があり、学生が長期滞在して現地調査する事例は極めて珍しく、同大としても初めて。学生らは「貴重な経験になった。日本でサウジの魅力を発信したい」と話す。

 海外実習は3年次の必修カリキュラム「海外資源フィールドワーク」。2014年の学部発足以来、訪問国は欧州や東南アジア、アフリカなど20カ国以上に上り、資源探査の現場や資源を巡る政策を学んできた。今回のサウジ渡航は、国際資源コースで指導する縄田浩志教授(資源管理学、地域研究)が関わる全国的な研究プロジェクトの一員として実現した。

 学生らは9月11~30日、サウジ西部の砂漠地帯にあるオアシス「ワーディ・ファーティマ地域」を中心に活動。気温50度の中で農地測量実習に励んだ。行政機関の社会開発センターを訪問したほか、現地の人々と交流しながら女性の伝統衣装、香水や香木といった香りの文化にも触れた。サウジに対し、「危険」「戒律が厳格」「女性の地位が低い」などのイメージを抱いていたが、実際は全く違ったという。

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