「大きな指導者」 本県自民関係者から中曽根元首相悼む声

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 中曽根康弘元首相の死去を受け、ゆかりのある秋田県の自民党関係者から悼む声が聞かれた。

 中曽根派の元参院議員で総務庁長官を務めた佐々木満さん(93)=秋田市=は「真っすぐで信念を貫く人。日本の国を一筋に思っていた。惜しい人を亡くした」。

 1976年に初当選後、無派閥で活動していたが、82年に中曽根内閣が発足した際に請われて派閥入り。「最初の選挙の時からお世話になり、恩義を感じていた。首相を退いた後は一緒に欧州旅行にも出掛けた。政治家として尊敬していた」と、しみじみと語った。

 中曽根さんが40、50代の頃、10年余り秘書を務めた元仙北市議会議長の佐藤峯夫さん(81)=同市田沢湖=は「人のつながりを本当に大事にする人だった」と懐かしむ。中曽根さんは「結縁、尊縁、随縁」の「三縁」を人生哲学とし、毎年元旦には必ず、その年の手帳に「縁を結び、縁を尊重し、縁に随(したが)う」と万年筆で書き記していた。

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