奈良西安寺、法隆寺と同じ瓦出土 両寺の深い関連性注目

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同じ木型で作られた法隆寺出土の瓦(左)と西安寺跡出土の瓦(上部は復元)(奈良県王寺町提供)
同じ木型で作られた法隆寺出土の瓦(左)と西安寺跡出土の瓦(上部は復元)(奈良県王寺町提供)

 聖徳太子が創建した世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)と同じ木型で作られた瓦が、約3キロ南西にある同県王寺町の西安寺跡で見つかったと6日、王寺町が発表した。西安寺も聖徳太子が創建したという伝承があり、担当者は「同じ瓦が見つかったことで両寺の深い関係性がうかがえる」としている。

 瓦はハスの花を表した「素弁蓮華文」で、計5点見つかった。いずれも7世紀初頭に創建された法隆寺で、625~630年代ごろに使用された瓦と同じ木型で作られたとみられる。土や作り方が異なるため、職人や瓦窯は法隆寺とは別だったと考えられるという。