五輪出場国に“復興支援感謝”のメダルを 東北の作り手募集

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 陶器やガラスで作ったピーフルさんの試作品
陶器やガラスで作ったピーフルさんの試作品

 2020年の東京五輪・パラリンピックに参加する約210の国・地域に、東北の工芸家らが制作したメダルを贈るプロジェクトが進んでいる。東日本大震災で世界中から受けた支援への感謝を伝えようと、山形県の陶芸家らが発起人となって企画。プロジェクトに参加する東北の工芸家やデザイナーを募集している。

 プロジェクト名は「東日本大震災3・11復興メダル贈呈プロジェクト2020」。発案したのは山形県大石田町の陶芸家でフランス人のブルーノ・ピーフルさん(61)だ。東日本大震災でボランティアをした時、各国から被災地に支援が寄せられるのを目の当たりにした。その時の経験から「世界中からお世話になったことへのお礼の気持ちを、もの作りの立場から表そうと思い立った」とピーフルさん。作家仲間に相談し、プロジェクトが始動した。

 メダルの大きさは直径9センチ、厚さ2センチ以内。素材は陶、磁、ガラス、木、漆、金属、布、和紙―など基本的に自由で、扱う時に安全な形状であれば円形でなくてもよい。

 完成品は10センチ四方のきり箱に入れ、出場する各国に1個ずつ贈呈する。東北6県から少なくとも各県ごとに20人ほどの作り手を集めたい考えだ。出来上がったメダルの展示巡回展(東北と東京)も予定している。

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