秋田杉の精油、活用法は… 都内、本県関係の女性2人がPR

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日本産天然精油連絡協議会のシンポジウムで講話する佐藤さん(右)と千葉さん
日本産天然精油連絡協議会のシンポジウムで講話する佐藤さん(右)と千葉さん

 秋田県を代表する木材のスギから抽出する「精油」を普及させようと、本県関係の女性が精力的に活動している。秋田杉の葉で製造した精油を販売する「アトリエアンダンテ」代表の佐藤智子さん(54)=秋田市=と、香りが体に及ぼす影響などを研究している日本薬科大特任教授の千葉良子さん(68)=川崎市、上小阿仁村出身。6日に都内で開かれた日本産天然精油連絡協議会(東京)主催のシンポジウムでそれぞれ講話した。

 シンポジウムは、国産精油の機能性を知り、活用法やビジネス化の可能性を探ろうと、同協議会が東京・港区のソニー本社クリエイティブラウンジで開いた。研究者とセラピストら約35人が参加した。

 秋田市出身の佐藤さんは、学生時代から起業に興味があり、子育て中にアロマで癒やされていた経験と、地元のブランドである秋田杉を結び付けて事業化。スギの先端付近にある若い葉を集めて蒸留し、精油を造る。年間3トンの葉を採取し約1・5リットルの精油を製造。そのままエッセンシャルオイルとして、またハーブやかんきつ類をブレンドして商品にしている。

 スギの香りには森林浴で得られるリラックス効果があり、認知症予防に有効とする研究結果を示し「秋田杉は認知度があるため、事業には将来性があると感じている。お土産としてのニーズもあり、県などと協力して広めていきたい」と話した。

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