県内大学の研究から[秋田大大学院・足立高弘教授]回転円すいを使った新技術の開発

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円すいの先端を液体につけ、回転させる実験に取り組む足立教授(上)と学生
円すいの先端を液体につけ、回転させる実験に取り組む足立教授(上)と学生

 鉛筆の先やコーン標識など、日常のさまざまな場所にある身近な立体「円すい」。この円すいの先端を液体につけて高速回転させると、液体は円すいの表面に沿って上昇し、最後には霧(ミスト)や糸状になって飛び散る。秋田大大学院理工学研究科の足立高弘教授(48)は、この現象を応用した水質浄化装置や繊維製造機械を実用化しようと研究を進めている。

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 湖やダムなど水が循環しにくい場所では、落ち葉などの有機物や排水がたまって富栄養化が進み、プランクトンが増えすぎることがある。八郎湖では夏場、農業排水の流入などによって富栄養化し、プランクトンの一種であるアオコが大量発生して悪臭を放つことがたびたび問題となっている。

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