秋田で羊牧場を開き「開拓者」に 北海道出身の武藤さん

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
県内で牧場を開き、羊を飼う夢を語る武藤さん=大仙市のハピー農場
県内で牧場を開き、羊を飼う夢を語る武藤さん=大仙市のハピー農場

 秋田県立大を今春卒業した若者が、秋田市内に羊の牧場を開く準備を進めている。現在は大仙市の農場で飼育のノウハウを学びながら、好条件の土地を探す日々。将来的には200~300頭規模で経営し、県内有数の羊農家になることを夢見ている。

 「まだ羊の飼育が盛んではない所で、牧場をやってみたいんです」。作業着姿で思いを語るのは秋田市河辺三内の武藤達未さん(22)。実家は北海道の羊農家だ。県立大を卒業後、大仙市の「ハピー農場」で働き、羊やジャンボウサギ、比内地鶏の飼育方法を学んでいる。

 2015年に県立大生物資源科学部に入学したのが、秋田との初めての接点だった。微生物や食品衛生について学ぶ傍ら、4年時には県産羊毛に親しむ「つむぎサークル」を立ち上げ、毛染めや縫いぐるみ作りに取り組んだ。

 幼少期から羊農家になろうと思い、卒業後は北海道に戻って家業を継ぐことを考えた。ただ、秋田で暮らすうちに愛着が強くなり、そのまま残って牧場を開こうと決心した。

(全文 1035 文字 / 残り 616 文字)