東松島に鎮魂の砂像 能代市出身の彫刻家・保坂さん制作

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東日本大震災の犠牲者に対する鎮魂と、地域の復興を願う砂像を制作した彫刻家の保坂俊彦さん=10月、宮城県東松島市
東日本大震災の犠牲者に対する鎮魂と、地域の復興を願う砂像を制作した彫刻家の保坂俊彦さん=10月、宮城県東松島市

 宮城県東松島市で、東日本大震災の犠牲者に対する鎮魂と、地域の復興を願う砂像が展示されている。秋田県能代市出身の彫刻家保坂俊彦さん(45)が制作した。展示場所は、旧市立野蒜小の校舎を活用した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」。震災では同校の体育館に避難した約340人のうち、住民ら少なくとも18人が津波の犠牲になった。

 砂像は高さ3・6メートル、幅5メートル。天女がコイを空に導く様子を表現している。震災で犠牲になった子どもを追悼するため、同市で毎年青いこいのぼりを揚げるイベントから着想した。保坂さんが約80トンの砂を使い、10日間かけて制作。9月下旬に完成した。

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