疾走感あふれる与次郎物語を初演 わらび座新作ミュージカル

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迫力ある演出が観客を魅了したミュージカル
迫力ある演出が観客を魅了したミュージカル

 劇団わらび座(秋田県仙北市)の新作ミュージカル「Run!与次郎!―秋田国造り外伝」が14日、秋田市中通のにぎわい交流館で初演を迎えた。初代秋田藩主・佐竹義宣に飛脚として仕えたキツネ「与次郎」の伝説に基づく物語で、約220人が迫力ある演出を楽しんだ。1月26日まで。

 伝説上はキツネだが、本作は人間として与次郎を描く。健脚を誇る与次郎は、江戸―秋田間で機密情報を伝達する飛脚集団「狐組」に任命される。幕府に存在を知られたら死罪という状況の下、秋田を繁栄させるという信念を貫き、羽州街道を走り続けるストーリー。

 4人の役者が複数の役を演じ分け、疾走感あふれる物語を展開した。与次郎役の三重野葵さんがステージを縦横無尽に駆け回ると、客席は大きな拍手で応えた。役者同士の軽妙な掛け合いが笑いを誘う場面もあった。

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