今年のマダニ感染症が100人 過去最多、高い致死率

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「重症熱性血小板減少症候群」を媒介するマダニの一種(国立感染症研究所提供)
「重症熱性血小板減少症候群」を媒介するマダニの一種(国立感染症研究所提供)

 国立感染症研究所は17日、マダニが媒介する致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の今年の感染者の報告者数が初めて100人に達したと発表した。これまでは2017年の90人が最多だった。

 SFTSは、中国で09年ごろから発生が報告され、国内では12年秋に山口県で女性1人が死亡したのが最初の報告例。感染地域を広げながら患者数は増加傾向にある。媒介するマダニは家屋にはあまりいないが、専門家は森や草むらに入る際には肌の露出を減らすよう注意を呼び掛けている。

 感染研によると、今年は西日本を中心に18都県から報告があり山口県が11人と最も多かった。