2019秋田この1年(4)クマ被害多発 人里に次々、対応難しく

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鹿角市十和田大湯の市街地に出没し、人を襲ったとして駆除されたクマ=11月20日
鹿角市十和田大湯の市街地に出没し、人を襲ったとして駆除されたクマ=11月20日

 県内は今年、ツキノワグマによる人身被害が人の生活域で相次いだ。個体数の増加や食物不足、里山の荒廃などが複雑に絡んでいるとみられ、クマを遠ざける有効な手だては打てていない。

 「帰宅時間が遅くなるとクマのことが頭をよぎる」。秋田市添川の60代男性はそう話す。10月31日夜、近所の40代男性が自宅敷地内でクマに襲われ重傷を負った。現場東側に山林が広がるものの、約280世帯が暮らす住宅街。「ここに20年住んでいるが、家の近くでクマを見た人はいなかった。なぜ出たのか不思議だ」と続けた。

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