季節ハタハタ漁獲量9割到達 県北好調、男鹿南部低調

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水揚げされた季節ハタハタを仕分ける漁業関係者=6日午後9時15分ごろ、男鹿市北浦の相川漁港
水揚げされた季節ハタハタを仕分ける漁業関係者=6日午後9時15分ごろ、男鹿市北浦の相川漁港

 今季の秋田県内の沿岸季節ハタハタ漁が終盤を迎えている。県水産振興センター(男鹿市)によると、18日時点の漁獲量(速報値)は約286トンで漁獲枠325トンの9割近くに達した。不漁だった昨季全体の漁獲量287トンを上回ることは確実で、特に県北部の水揚げが好調。一方で男鹿市船川など男鹿南部は昨季に続き低調となっている。

 同センターが把握している地区別の漁獲量は、県北部(能代山本地域)135トン、男鹿北部(男鹿市北浦など)86トン、男鹿南部17トン、県南部(秋田市、本荘由利地域)48トン。小型の雄など県漁業協同組合が買い取った量の一部は未集計のため、漁獲量はさらに増える見込み。

 地区別で昨季全体の漁獲量と比較すると、県北部は約1・6倍に上った。男鹿北部は10トンほど増加。昨季104トンと好調だった県南部は、現段階では半分ほどにとどまる。昨季20トンで漁獲枠の23%と落ち込んだ男鹿南部は、今季さらに下回っている。

 沿岸漁は近年不漁が続き、2016年は393トン(漁獲枠の82%)、17年は240トン(同56%)だった。昨季も漁獲枠の60%にとどまった。同センターは「今季は全体的に中型の2歳魚が多く、漁獲量もここ数年の中では好調と言える。ただ1歳魚が少なかったため、来季の群れが小さくなるのではないかという懸念がある」とする。

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