北斗星(12月24日付)

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 毎年この日が近づくと、子どもたちがそわそわし始める。12月24日のクリスマスイブ。「サンタは本当に来てくれるのかな」。ちょっぴり不安に思う子どもの様子を親は温かく見守っていることだろう

▼枕元にプレゼントを見つければ子どもは「サンタが来た」と大はしゃぎ。その大好きなサンタに直接プレゼントを手渡されたら喜びは一層増す

▼そんな願いをかなえてくれるのがNPO法人チャリティーサンタ(東京)だ。依頼のあった家庭をサンタが訪問し、家族が用意していたプレゼントをサプライズで子どもに手渡す活動をしている。2013年発足の秋田支部は大学生ら23人がメンバー。訪問時に3千円の寄付をもらい、生活が苦しい世帯の支援などに充てる

▼「子どもたちに特別な思い出をつくってあげたい」。そう語るのは秋田支部代表の本田和也さん(23)=秋田大大学院1年。サンタに扮(ふん)して子どもと対面した際は「お手伝いよくできたね」「好き嫌いなく食べようね」などと言葉を掛ける。事前に親から最近の子どもの様子や伝えたいことを教えてもらう。子どもの成長を後押しする手助けになればとの思いからだ

▼「来てくれてありがとう」と子どもに感謝され、サンタが感激することも。無邪気な笑顔に触れたときが一番の喜びだ

▼メンバーはきょう24日、県内約30世帯を訪問する。サンタとのふれあいは子どもには夢のような体験だろう。優しく語り掛けられた言葉はずっと心に残るに違いない。

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