秋田の新米、名称公募へ 青天の霹靂、つや姫―全国で話題に

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 秋田県がコメどころの威信をかけて育種した極良食味米「秋系821」の商品名(登録品種名)が、今年11月に発表される。市場デビューは2022年度の予定。名称はブランド戦略の要となるだけに、注目される。

 県は4~5月に全国から名称を募集する。その際、食味や外観、ブランドコンセプトといった特徴は明記するが、「秋田らしさ」などの要件は付さないという。

 他県のブランド米も多くは公募を利用して名称を決めている。全国的に話題になったのが2015年デビューの青森県の「青天の霹靂」。全国から1万1千件の応募があり、専門家らによる絞り込みを経て知事が決めた。

 青森県の担当者は「これまで県産米の評価は高くなかったが、新品種は素晴らしい食味になった。晴れ渡った空に突如現れた稲妻のように、驚くほどおいしいお米というイメージにぴったりだ、と決まった。鮮烈でしょう」と語る。当初は名称への苦情が多かったというが、今では屈指の人気を誇るブランド米だ。

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