県管理の道路、国直轄整備を要望へ 難所「大覚野峠」区間

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 秋田県大仙市大曲と北秋田市鷹巣を結ぶ地域高規格道路の大曲鷹巣道路(国道105号、約120キロ)を管理する県は、災害が発生しやすい大覚野(だいかくの)峠区間(14・3キロ)のトンネル化を含む改良工事に向け、調査実施を国に要望する。この区間が複雑な地質構造となっているため、整備には極めて高度な技術力を要すると見込まれる。県による事業化は困難として今月中旬にも佐竹敬久知事が上京し、国直轄で行うよう国土交通省に求める。

 大曲鷹巣道路は内陸部の南北を結ぶ主要道路。角館や森吉山など県内の観光拠点を結ぶ道路と位置付けられている。このうち大覚野峠区間は、仙北市西木町上桧木内と北秋田市阿仁比立内の間の山あいを通り、急勾配・急カーブが連続。地滑りや雪崩も起きやすく、迂回(うかい)路もないため、2007~18年度には計12回、全面通行止めになった。

 県は早期に事業化したい考えだが、工事が難しい上、トンネル建設は短期集中的に多額の予算が必要になることなどから、国直轄で事業化した方が効率的と判断し、調査を求めることにした。

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