秋田市の小中再編(4)河辺地域 段階的統合求める声も

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昨夏の全県少年野球大会の地区予選。岩見三内中野球部は太平、下北手との3校合同チームで出場した=秋田市のこまちスタジアム
昨夏の全県少年野球大会の地区予選。岩見三内中野球部は太平、下北手との3校合同チームで出場した=秋田市のこまちスタジアム

 秋田市教育委員会は、昨年3月にまとめた市小中学校適正配置基本方針で、2005年に秋田市と合併した旧河辺町(河辺地域)について、小中ともそれぞれ1校に減らす意向を示した。同時に合併した旧雄和町(雄和地域)は16年に川添、種平、戸米川、大正寺の4小を統合し、雄和小を新設。小中が1校ずつとなっており、住民の中には「やっぱり河辺もそうなるのか」との声が漏れる。

 河辺地域は2010年3月に赤平小が閉校し河辺小に統合、3小2中になり、19年5月1日時点の児童生徒数は455人。14年からの5年間では15・4%(83人)も減少した。岩見三内と戸島の両小には複式学級があり、岩見三内中は野球部が昨夏の全県少年野球大会の地区予選に唯一の3校合同チームで出場した。

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