「前期」と「一般」日程統一 県内公立高入試、23年度から

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 秋田県教育庁は16日、2023年度の県内公立高校入試から「前期」「一般」「2次募集」の最大3回で選抜する現行制度を改め、自己推薦型の前期と一般を同じ日程、試験問題で行う方針を明らかにした。諮問機関である「県公立高校入学者選抜検討委員会」の答申を踏まえた対応。新制度の素案を月内にまとめ、3月までに決定する。現在の小学6年生からが対象となる。

 県教育庁高校教育課によると、現場からは「前期選抜(1月)の合格者は学習意欲が薄れ、高校での学習に苦労する場合がある。合格者と一般選抜の受験者が混在し、指導が難しい」「入試が1~3月の長期にわたっていることで、受験生や教員への負担が大きい」といった声が寄せられていたという。

 このため新制度では、3月上旬の同じ日、受験者全員に同じ5教科の学力検査と面接を課すことにした。現行の前期は1月下旬に3教科の学力検査と面接などを行い、一般は3月上旬に5教科と面接を行っている。

 現行の前期に相当する自己推薦型の選抜は一般との併願も可能とし、部活動の実績などを重視する。1度の試験で2種類の選抜を行うことになるため、公平性の観点から選抜基準の明確化が一層求められそうだ。

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