クマ被害余波… 仙北・玉川の国有林管理団体が年度末で解散

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解散を決めた仙北市普通共用林野運営協議会
解散を決めた仙北市普通共用林野運営協議会

 秋田県仙北市田沢湖玉川周辺の国有林を維持管理する「市普通共用林野運営協議会」が17日、市田沢湖総合開発センターで開かれ、2019年度末での解散を決めた。タケノコ採りの入山者が年々減少している上、17、18年に起きたツキノワグマによるとみられる死亡事故の影響で入山料徴収をやめていたため、活動費を確保できなくなっていた。

 玉川周辺の国有林について秋田森林管理署と市は、地元住民に山菜などの採取や牛馬の放牧を認める契約を結んでおり、管理・運営の主体として市や住民らで同協議会を組織している。シーズンになると大勢訪れるタケノコ採り入山者を管理するため、1983年から玉川周辺の林道で入山料を徴収し、林道整備や巡視活動の費用に充ててきた。

 しかし、17、18年に死亡事故が続き、安全が確保できないとして17年から入山料の徴収を中止。森林管理署と市も現場周辺を立ち入り禁止にしていた。

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