新山神社「裸まいり」 男衆「ジョヤサ」と参道駆け上がる

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「ジョヤサ」の掛け声とともに石段を駆け上がる男衆
「ジョヤサ」の掛け声とともに石段を駆け上がる男衆

 秋田県由利本荘市石脇の新山神社(三浦生義宮司)の「裸まいり」が19日行われた。地元8町内と1企業から参加した計約220人の男衆が、下帯姿で「ジョヤサ、ジョヤサ」と威勢のいい掛け声を響かせながら、神社の社殿を目指して約2キロの参道を駆け上がり、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。

 男衆は各町内で水ごりをして体を清めた後、鉢巻きと腹巻き、足袋にわらじという装いで出発。供え物の酒だるやタラを担ぎ、時折ほら貝を吹き鳴らしたり、勇壮な「裸詣唄」を大声で歌ったりしながら、町内や企業ごとに103段の石段の先にある東山山頂(標高148メートル)の神社を目指した。

 息を弾ませながら神社に着いた男衆は、社殿の周囲を3周して供え物を奉納。お神酒を飲み干した後、「娘の高校受験がうまくいきますように」「石脇の若者が絶対火事や事故に遭いませんように」などと一人一人願い事を口にした。おはらいを受けた縁起物の餅やミカンを境内にまくと、大勢の見物客が必死に拾い集めていた。

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