「不安」「悩み」を詩歌に 統合失調症の男性が作品集出版

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初の作品集「夜の歌」を手にする朽木さん
初の作品集「夜の歌」を手にする朽木さん

 統合失調症を患う秋田県能代市山本地区在住の男性、朽木桜斎(くちきおうさい)さん(37)=ペンネーム、本名非公開=が、自作の俳句や川柳、詩をまとめた初の作品集「夜の歌」を出版した。病気を発症し、今後の人生へ強い不安を抱いて過ごした20代後半から30代にかけての思いを作品に投影した。「苦しみや悩みを文字にして吐き出すことで気持ちが楽になった。字を書くことで気晴らしになることを同じ病気の人に知ってもらいたい」と話す。

 地元の高校を卒業後、札幌市の大学へ進学。3年時に人間関係で悩む中で、次第に被害妄想が出始め、統合失調症と診断された。

 卒業後に帰郷し、闘病しながら就職を目指したが、体調が安定せず悶々(もんもん)とした日々を送った。「20代後半は今後に対する強い不安が毎晩押し寄せ、おびえて過ごしていた」と振り返る。

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