今年はいつもと「違うなぁ」 各地で雪ない恒例行事【動画】

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ミニかまくらの代わりに、空き缶のランタンが夜道を照らした秋田市新屋の「あらや大川散歩道雪まつり」
ミニかまくらの代わりに、空き缶のランタンが夜道を照らした秋田市新屋の「あらや大川散歩道雪まつり」

 記録的な暖冬と雪不足が続く中、秋田県内各地で25日、冬の恒例イベントが開かれた。雪で白く覆われる例年と一変し、今年は街中にほとんど雪がない。参加者からは、催しの中止・縮小、祭りの情緒を生む雪景色が見られないことを残念がる声が聞かれた。

 風物詩のミニかまくらを大幅縮小したのは、秋田市の「第18回あらや大川散歩道雪まつり」。例年はJR新屋駅から秋田公立美術大までの道沿い約1キロに2千~3千個を設置、暗闇にぼんやりと明かりが並ぶ光景が見どころだが、今年は雪を十分に確保できず、空き缶やペットボトルで作った約520個のランタンで夜道を彩った。

 大館市で2日間の日程で始まった「第36回比内とりの市」も少雪の影響を受けた。呼び物の「比内地鶏千羽焼き」やステージイベントは比内グラウンドで開く予定だったが、溶けた雪で足元がぬかるむため、隣接する比内体育館の駐車場に変更。セレモニーをする神殿の階段は、トラックで雪を運んで作った。

 羽後町の花嫁道中は例年、新郎新婦を馬そりに乗せて練り歩くが、雪不足で2010年以来10年ぶりに馬車を使った。町中心部の西馬音内の積雪は数センチ。道路に雪がない年は、除雪で道路脇に寄せた雪を戻して馬そりを滑らせてきたが、今年はそれもできず、街中で道路に敷く雪を集められなかった。

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