肥満傾向の子ども、全国平均上回る 県内、背景に運動不足

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 文部科学省が行った2019年度学校保健統計調査(速報)によると、秋田県の肥満傾向にある子どもの割合は、男女とも全ての年齢で全国平均を上回った。県教育庁は「歩く機会や外遊びが減り、運動不足となっていることが背景にある」とみている。

 調査対象は5~17歳。標準体重より20%以上多い子どもを肥満傾向児としている。その割合が全国平均と比べて最も高かったのは男子の15歳で、全国を7・5ポイント上回る19・3%。男子では16歳が7・0ポイント高い17・5%、17歳が5・7ポイント高い16・2%と続いた。特に高校生が全国と比べて高い傾向がみられた。女子では、7歳が全国より4・2ポイント高い9・8%。16歳が3・8ポイント高い11・1%、13歳が3・3ポイント高い11・2%と続いた。

 県教育庁保健体育課は、肥満傾向の子どもは雪国の北海道や東北で多い傾向にあると指摘。冬場に体を動かす機会が減ることが影響しているとみる。さらに担当者は「県内は少子化による学校統合に伴ってスクールバスや自家用車での通学が増えている。また近年はスマートフォンの使用時間の増加もあり、外遊びが少なくなった」と話す。

(全文 1028 文字 / 残り 535 文字)