南高生の腹満たし半世紀… レストハウス井畑、31日閉店

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店主の井畑敏子さん(中央)と、閉店を惜しむ秋田南高剣道部OB
店主の井畑敏子さん(中央)と、閉店を惜しむ秋田南高剣道部OB

 秋田市の秋田南高校の近くにある食堂「レストハウス井畑」=同市仁井田緑町=が31日、50年の歴史に幕を下ろす。大勢の南高生や卒業生に愛され、閉店を惜しむ声は多い。店主の井畑敏子さん(80)は「年で体が思うように動かなくなってきた。多くの人たちに食事を楽しんでもらえ、最高の50年だった」と話している。

 同店は、調理師免許を持つ敏子さんが「家族と一緒に店を開きたい」と考え、夫の清吾さん(故人)とともに1969年9月に始めた。メニューはカレーやラーメン、焼き肉定食など約30種で、開店当時から「ほとんど変わらない」(敏子さん)。

 国道13号沿いにあり、秋田南高校とは2軒挟んで隣。昼はサラリーマンや近隣住民、夕方は学校帰りの生徒らでにぎわってきた。サッカー部の仲間と週1回通ったという同校3年の鈴木蓮さん(18)も常連の一人。「高校生活の思い出の味。卒業しても定期的に通おうと思ったのに」と残念がる。

 31日までの営業時間は午前11時~午後2時。同店TEL018・833・5466

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