「土方巽は天才」 翻訳家・池田さん、口述筆記の思い出語る

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土方との思い出を語る池田さん
土方との思い出を語る池田さん

 秋田市出身の舞踏家土方巽(ひじかたたつみ)(1928~86年)の顕彰活動に取り組む「NPO土方巽記念秋田舞踏会」(米山伸子理事長)の月例会が25日、秋田市中通のにぎわい交流館で開かれた。土方と交流があった翻訳家池田香代子さん(東京)による講演が行われ、土方や家族らとの思い出を語った。県内外から参加した約60人が耳を傾けた。

 池田さんは1970年ごろから、土方の舞踏の拠点であった東京・目黒の「アスベスト館」で、弟子や娘たちの世話などをしていた。この中でも重要な仕事だったのが、土方の口述筆記だったという。

 「漢字が書けないから」と頼まれたが、本当の理由は別にあるとし「土方は天才。あふれる言葉に、自分の筆が追い付かなかったのだろう。書くことに体を使いたくなかったこともあるのでは」と考察した。

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