八郎湖の氷上釣り楽しめず 暖冬で「今年は異常」【動画】

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湖面に氷が張っていない今冬の八郎湖。釣り客の姿はほとんど見られない=27日、八郎潟町の大潟橋付近
湖面に氷が張っていない今冬の八郎湖。釣り客の姿はほとんど見られない=27日、八郎潟町の大潟橋付近

 暖冬の影響で、秋田県・八郎湖の冬の風物詩である氷上ワカサギ釣りを楽しめない状況が続いている。近年は厳寒期でも氷の薄い年が多いが、今冬は湖面や東部承水路に薄氷が張っている場所さえほとんどなく、釣り愛好家らは「こんな冬は初めてだ」と嘆く。やむなく周辺の漁港でのウキ釣りに切り替えている人もいる。

 八郎潟町内から眺める今冬の八郎湖の景色は、例年と大きく違う。いつもの冬であれば、1月には湖面が凍り、白一面の氷上に釣り人のカラフルなテントが並ぶ。しかし今冬、湖面は凍らずに波が立ち、早くも春のような景色が広がる。湖岸には週末も釣り人の姿がほとんどなく、ひっそりとしている。

 同町と大潟村を結ぶ大潟橋の近くで「八郎潟釣具店」を営む小栁基さん(60)は「時々、湖の様子を見に来る人はいるが、誰も釣りをしていない光景を見て、すぐに帰って行く。来店者も毎日ごくわずかで、商売には大打撃だ」とため息をつく。

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