マダイやカワハギ、男鹿で試験養殖へ イナダ養殖は好調

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漁港内に設置されたイナダの養殖いけす=2019年11月、男鹿市の椿漁港
漁港内に設置されたイナダの養殖いけす=2019年11月、男鹿市の椿漁港

 秋田県は2020年度、男鹿市の椿漁港でマダイやサーモン、カワハギ類の試験養殖に乗り出す方針だ。19年度に始めたブリ類のイナダに続き、波の穏やかな港内に設置したいけすで育てる。5年後をめどにそれぞれの養殖技術を確立し、漁業者の所得向上につなげたい考えだ。事業費数百万円を20年度一般会計当初予算案に盛り込む。

 本県の海面養殖はワカメが中心で、18年の収穫量は193トンと全国でも低い水準にある。内湾が少なく、冬場の荒天もあって魚の養殖が難しいためだ。ただ、漁業のみでは時々の漁獲量や単価に左右され、経営が不安定になりがちなため、県は港内での養殖に力を入れる必要があると考えている。

 夏から秋に取れるカワハギは、養殖により、人気の肝を大きくすることができるという。また、冷たい海を回遊するサーモンは安定した需要があり、荒天で出漁できない冬場の所得確保につながると期待される。

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