DV被害は「相談してもいい問題」 県内、被害後を絶たず

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 ドメスティックバイオレンス(DV)による被害が秋田県内で後を絶たない。中には被害者が外部に相談できないまま、暴力を受けて死に至る最悪の事態となったケースもあった。「相談先がある」「逃げてもいい」―。被害者を守るこうしたメッセージが、十分に行き届いていない実態が浮かび上がる。

 「母は『私が悪いんだ』と言っていました」

 昨年9月、秋田地裁。1人の男性が証人尋問に立ち、こう語った。被告人席には60代の父。度重なる暴行の末、60代の母を死なせた傷害致死事件。その被害者である母は生前、殴る父ではなく、殴られる自身を責めていた。

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