地方点描:伝統と観光[本荘支局にかほ市駐在]

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 にかほ市の金浦山神社で4日に行われた「掛魚(かけよ)まつり」。地元漁師らが約2キロの道のりを担いできたタラ53本がずらりと並び、多くの観光客がシャッターを切っていた。本殿前でおはらいが終わると、観光客は神社の向かいで販売されるたら汁目当てに足早に移動。だが、漁師らにとってはここからが本番。神社で厳かに神事を行い、漁の安全と大漁を祈願した。

 「奇祭」として知られるまつりの起源は古く、少なくとも300年以上前から行われてきたとされる。地元の漁師によれば、最初はタラではなく、ヒラメやタイなど「とにかく一番大きい魚」を奉納していた。命懸けで取った魚の一部を割いて守護神に感謝をささげたのが起源だという。

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