暖冬少雪でも「かまくらの伝統守る」 雪集めに奔走

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補修作業が進むかまくら会場にはイベント用のテントも設置され、お祭りムードが高まっている=13日午後1時50分ごろ、横手市駅前町のよこてイースト
補修作業が進むかまくら会場にはイベント用のテントも設置され、お祭りムードが高まっている=13日午後1時50分ごろ、横手市駅前町のよこてイースト

 記録的な暖冬少雪の中、横手市で冬の小正月行事「かまくら」が15日から2日間開かれる。かまくらの数を例年の6割の50基程度に減らし、関連イベントの実施判断を先延ばしするなど影響が出たが、関係者の努力で開催にこぎ着けた。伝統行事を絶やすまいと、雪集めやかまくらの補修に周囲から支援の手も差し伸べられた。

 かまくらは市観光協会の主催。例年40万人近くの観光客が訪れ、市内では冬の最大のイベントだ。協会認定の職人のほか、市内の事業所や住民が各所にかまくらを制作。日暮れとともに内部に明かりがともされ、一帯は情緒あふれる雰囲気に包まれる。

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蛇の崎川原の「ミニかまくら」は予定通り

 横手市の「かまくら」関連行事、蛇の崎川原のミニかまくらイベントが、予定通り行われることになった。主催するボランティア団体「灯(あか)り点(とも)し隊」が13日決めた。少雪のため、実施の可否の判断を先送りしていた。5日からのまとまった雪で蛇の崎川原の積雪が60~70センチになり、約3千個のミニかまくらを設置できる見込みとなった。点灯は15、16日の午後3時。

 多い年は約3500個のミニかまくらが並ぶ人気イベント。中止に備えた代替イベントも併催予定だ。団体は「めどが立ち、ほっとした。多くの人が楽しめる光景をつくりたい」とし、14日と15日の午前10時から現地でミニかまくらを制作。制作への参加を呼び掛けている。

 横手南小学校のミニかまくらイベントも15、16日に予定通り実施する見通し。