地方点描:渡り鳥[男鹿支局]

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 「スノーグース」という英名の通り、雪のように白い体が特徴的なハクガン。環境省の絶滅危惧種に指定されているこの渡り鳥が今季、大潟村に多く飛来している。村干拓博物館によると、確認されたハクガンは1100羽以上と昨季の約3倍に上る。

 ハクガンは江戸時代まで東京湾などに多く飛来していたが、明治以降に乱獲や繁殖地の環境悪化で激減した。日本へのまとまった飛来は、1940年代には途絶えたとされる。90年代から日本とロシア、米国の研究者が復活に向けた国際プロジェクトを推進。人工ふ化や標識調査を重ね、徐々に日本への飛来が増えた。

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