能代火力への石炭運搬で脱硫装置搭載した船使用へ 東北電

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能代港に入港する石炭船「きみまち」=15日午前(東北電力提供)
能代港に入港する石炭船「きみまち」=15日午前(東北電力提供)

 船舶燃料に含まれる硫黄分の濃度規制が今年から強化されたのに伴い、東北電力は17日、秋田県能代市の能代火力発電所に燃料の石炭を運ぶ際、硫黄分を除去する脱硫装置を搭載した船を使用すると発表した。排ガス中の硫黄酸化物を従来の約7分の1に抑制できる。海運会社のNSユナイテッド海運(東京)が新造し、運航する。新しい船は15日、能代港に入港。1992年の同発電所の試験運転開始以降、受け入れた石炭船はちょうど千隻となった。

 国際海事機関(IMO)は今年、大気汚染の原因となる硫黄酸化物の排出を減らすため、船舶燃料に含まれる硫黄分の上限を3・5%から0・5%に引き下げた。各船舶は、脱硫装置を搭載したり、硫黄分の少ない割高な燃料に切り替えたりする必要がある。

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