地方点描:行動力[鹿角支局]

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 今月上旬、一人の若者が鹿角市を離れ、新たな赴任先の長崎県に向かった。鹿角市花輪の「道の駅かづの」で昨年10月から働いていた濱野夢斗さん(23)だ。わずか4カ月の鹿角生活だったが、映画館のない街に映画観賞できる場所をつくろうと奔走の日々を送った。

 横浜市出身の濱野さんは、経営者を育てる「澤田経営道場」(東京)の生徒。鹿角を訪れたのは、道の駅が研修先に指定されていたためだ。着任してすぐ地域に娯楽が少ないと見るや、自分が好きな映画を介し、若者が楽しめる場をつくろうと動いた。雪壁スクリーン(縦7メートル、横11メートル)に洋画「ネバーエンディング・ストーリー」を上映するイベントを企画し、今月2日に道の駅駐車場で実現させた。県内外から30組が来場した。

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