性の話題、なぜ隠そうとするの? 教養大生がSNSで場づくり

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イベントについて話し合う鍵谷さん(右)ら企画・運営スタッフ
イベントについて話し合う鍵谷さん(右)ら企画・運営スタッフ

 性による差別や格差、性暴力の問題、そして多様な性―。私たちにとって身近でありながら、どこか語りづらい「性」について、さまざまな角度から考えます。

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 「性」の話題は身近で大切なことなのに、どうして、話しづらいんだろう? 国際教養大4年の鍵谷美波さん(22)=函館市出身=はずっと疑問に感じてきた。

 例えば、性暴力からの身の守り方。「男らしさ」や「女らしさ」による呪縛―。どれも大事なことなのに、語りにくいのはなぜだろう、と。

 そんな思いを出発点に、数年前から会員制交流サイト(SNS)で性にまつわる記事や自身が学んだことを発信している。

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 「どうやったら人は幸せになれるのか」を考えた時、大切なのは人間の価値観を形づくる「教育」だと感じ、鍵谷さんは大学で教育を中心に学んできた。

 教育が大切だということは性についても言える。「なのに日本では、性教育が海外に比べて大きく遅れている」と鍵谷さんは語る。

 それを強く感じたのは数年前、性教育を学ぶ他大学の学生と交流し、他国の性教育について知った時だった。

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