時代を語る・鈴木英雄(17)マタギも旅し全国へ

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旅マタギが阿仁に持ち帰ったとされる現福島県只見町黒谷の古い絵地図
旅マタギが阿仁に持ち帰ったとされる現福島県只見町黒谷の古い絵地図

 山仕事の出稼ぎ先には布団と丹前を持参しました。掛け布団は綿入りでしたが、敷布団は「しべ布団」と言って、稲刈り後の稲の葉をいっぱい詰めてふかふかにするものでした。使っているうちに、ぺしゃっとなってしまうんですがね。出掛けるときは布団の袋だけ持って、稲の葉は現地調達でした。辺りの農家に頭を下げるんです。

 山仕事に限らず、若い頃は出稼ぎで全国あちこちへ行きました。横浜では港湾業務に携わりました。名古屋の自動車部品工場ではマフラーの溶接をやりました。東京で下水道工事をしたこともあります。いつも阿仁・打当の仲間たちと一緒でした。

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